2009/10/25

『RAIN DOGS』観ました

3年前の映画祭で既に上映され、しかも劇場公開もされた映画だということさえも知らず、観にいきました。

もちろん、恥ずかしながらヤスミン・アフマドも、『誰?』状態な私です。

マレーシアの映画ってどんななんだろう?というのと、
広東語の映画だということだけで観に行ってしまったのです。

大学からの合格通知を待つ短い休暇の間、クアラルンプールに出稼ぎに行った兄を探しに行く弟。久しぶりに会った兄は、下っ端のチンピラになっていた。兄は、稼いだお金でこぎれいなアパートを買い、母と弟と3人で都会で暮らす計画を立てていた。家に帰る弟にお金を持たせるやさしい兄なのだ。

家に帰った弟は、母の男が家に出入りする生活にうんざりしていた。そんななか、ささいなことでやさしかった兄が死に、仏壇に供えられていた時計を男が持ち去ったことで怒りが爆発、母の元を離れ伯父の家に身を寄せることになる。

マレーシア北部の漁村での日々は、彼に何をもたらしたのだろうか?
母からの電話で、彼の短い休暇も終わりを告げる…。

マレーシアは、シンガポールと同じように他民族国家なんだなぁ、と改めて思いました。冒頭、弟が話すのは、マレー語。90分ちょっとの間に広東語、北京語、英語が飛び交います。言葉をのぞけば、感じが台湾の映画に似ているかも。でも、画面から感じる湿気と温度は今まで見たことない感じ。

監督は、中華系のホーユーハン。だからなのか、台湾や香港の映画に通じるものが多くあるように感じました。

厳密に言うとマレーシアでマレーシア映画と呼べるのは、マレー語の映画だけなんだそうで、言葉も宗教も違う中華系の映画は、別物らしいです。
でも、そんなくくりでこの映画をはじいてしまうのは、もったいないなぁ、と思いました。

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2009/05/31

『スラムドッグ$ミリオネア』観ました

スラムというとそんな場所で育ったコドモは、ビンボーでかわいそうと思いがちですが、コドモたちはまぶしい太陽の下でエネルギッシュに毎日を過ごしています。
冒頭の、コドモたちが空港の警備員に追いかけられるシーンのスピード感は、見ごたえあり。

今夜の、『クイズミリオネア』の挑戦者、ジャマールはコールセンターで雑用係として働いている青年。司会のおじさんが、執拗に彼を「お茶くみ」とバカにしたような態度をとってます。これが、けっこう腹立つんですよ。心理戦で彼に間違えさせようって感じで。

でも、彼は次々問題をクリアしていきます。

彼が警察に捕まって話すのは、
お兄ちゃんとお母さんとスラムで幸せに暮らしてたこと。
その幸せは、お母さんが異教徒の暴徒に襲われるまでだったこと。

兄弟と孤児になってしまったラティカの3人はゴミの山でゴミ拾いをしながら暮らし始めます。あの日、警察が何もしてくれなかったのと同じように、彼らを助けてくれる人はいません。そこへ親切そうにコーラをくれるおじさんが現れます。私はNGOかなにかの人かと思いましたが、そうではなく、コドモの物乞い団の元締めでした。ここから逃げ出す時、(逃げ出さなくちゃ!と思った出来事も尋常じゃない)兄弟とラティカは離れ離れに!!!!!パニックになるジャマールにサリームは、「ラティカは大丈夫」と言いつづけます。なぜ、彼女が無事か言い切れるのか?理由は、女の子だから。

彼らは決してかわいそうなコドモたち、ただか弱いだけの存在じゃありません。列車で売り子や時にはドロボウしたり、タージマハールでは、もぐりのガイドしたりとたくましく生きていくのです。このはんは、確かに犯罪なんだけど、まるで無人島でサバイバル生活しているみたいな感じで、なんだか楽しそうにさえ見えました。その中でサリームは金と力に魅せられ、ジャマールはただひたすらにラティカを探します。

サリームは、ジャマールが最後の問いに答える頃、
お札で満たしたバスタブの中で最期を遂げます。
発展めざましいインドでは、お金に魅せられた彼のように、飲み込まれてしまう人もきっと沢山いると思います。彼はその象徴かもしれません。でもジャマールとラティカに自分が手に入れられなかったものを託したかったんだと思いました。

クイズミリオネアという大掛かりな小道具を使う意味があるのか?と観ている間思っていたけれど、最後の一問でその意味がわかりました。
ジャマールは、お金より何より一番手に入れたかったものを手にするために、
最後のあの演出が必要だったんですね。

インドでは、スラムとか物乞いとか負の部分が遠慮なしに描かれていることに批判も出たみたいですが、発展著しいムンバイの熱気むんむん感などは、よそ者だからこそ切り取ることができたのかもしれないです。

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2009/05/05

『バーン・アフター・リーディング』観ました

CIA局員であるオズボーンはある日上司に呼ばれ、配置転換という名の解雇通知を受けます。このことを知った妻は大激怒。離婚訴訟を有利に運ぶためにオズボーンのPCからあらゆる情報をCD-ROMに落とし、弁護士に渡してしまいます。

弁護士秘書の不注意でそのCD-ROMが、フットネスセンターの従業員のチャドに渡ってしまったから、さあタイヘン!このCD-ROMで一攫千金を狙ったチャドは、同僚のリンダと一緒に、穴だらけの計画を実行にうつすのでした…

最初は、本当におばか犯罪だったことが、オズボーン妻の交際相手である、ハリーが絡んできて文字通り『坂道を転げ落ちるように』国家を巻き込む大犯罪に発展していく様子が、可笑しくて可笑しくて。

しかも、出てくる人みんなどこかオカシイ人。
オズボーンは自分では否定していたけれど、どうも『飲酒問題』を抱えているらしいし。
オズボーン妻は、医者ではあるけれど『血も涙もない』女だし。しかもハリーと付き合ってる。
ハリーは、美人で童話作家の妻がいるくせにオズボーン妻と付き合い、その上、ネットで知り合ったリンダとも付き合っている、いろんな意味で『運動好き』な連邦保安官。
チャドは、筋肉バカなくせに無謀な計画にどんどんはまっていくし。
リンダは…リンダは美貌も知恵もないが、全身整形という大きな目標に向かってまっしぐら。『女の一念岩をも通す』を体現している女。まったくの無意識でやっていることなんだろうけど、オトコを破滅させるタイプ。しかも、自分が破滅させたことにすら気づかない。

CIAの偉い人たちが、この無謀すぎる計画と偶然が偶然を呼んだ顛末をまったく理解できないのがおかしい。たぶん、ダークスーツにエンジのネクタイしめているような人たちには、一生かかっても理解不能な、ハズ。

だって、計画性ゼロ!思想ゼロ!なんだもん。

よい意味でのオバカ映画。
しかも、芸達者揃いの俳優たちがすごーく楽しそうに演じてる。

ゲラゲラは笑えないですが、あちこちに「ぷっ!」と吹き出してしまう所がいっぱい。

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2009/01/17

 『007 慰めの報酬』観ました

前作『カジノロワイヤル』が面白かったので、そのちょうど一時間後から物語が始まるとは、観てみないわけにはいきません。

と、鼻息荒く近くのシネコンへ、ダンナと出かけてきました。

年齢層高し…

冒頭から、めまぐるしいカーチェイス。アストンマーチンとアルファロメオが、ベコベコになるほどの激しいものですが、あまりのスピード感に目がついていけません。

舞台はシエナへ。ここでもジャッキーチェンもびっくりのアクションが展開され、

息つくヒマも与えてくれません。

前作で、恋人になったジャスパーは本当に自分を愛していたのか?という思いを抱えているボンド。

信頼していた部下に裏切られるM。

そして舞台は南米へ。

途上国の環境問題を憂うふりをしながら、実は貧しい国の人たちから搾り取ろうとしているドミニク。

復讐のために、ドミニクに近づくカミーユ。

ロケ地のために、文字通り世界中を探し回ったというだけあって、

南米の雰囲気むんむんの場所が沢山でてきます。

ボリビアっぽい感じをだすために、あちこちで登場する三つ編みにフェルト帽の人たちは、何時間もかけて撮影のために通ってくれた現地の人たちだそうです。

印象的なシーンは、砂漠の道を正装して歩くボンドとカミーユのシーンでしょうか。あと、天文台に来る研究者のための宿泊施設とか。

信頼と裏切りが随所に出てくるこの映画、最後は、すとんと納得できました。

ダニエルクレイグ、なにがどうとは説明できないですが、ものすごいかっこよかったです。

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2008/04/07

『マイブルーベリーナイツ』観ました

おっきい監督こと王家衛監督が、アジア人以外の俳優で撮った映画。

どこで誰で撮っても監督は、いつもの監督でした。
エンプティショットと確か監督が呼んでいる、お話には直接関係ないカット。
例えば、高架を走る電車や誰もいない道が入っていたり、カフェやバーの赤いイメージなどなど、監督らしさ満載でした。
流れる曲も素敵なものが多かったですが、ここでも夢二のテーマを使っていて、

どれだけ好きなんだよ@夢二のテーマ!

と、スクリーンに向かって呟いてしまいました。

今までとちょっと違うのは、自分探しをしているエリザベスが、旅先で出会うスー・リンやレスリーにも何かを与えていくところかな。一方NYのジュードロウもエリザベスを探して手紙だけを手がかりに電話しまくってます。石鹸に話しかけてるだけじゃないのよ21世紀は。

ブルーベリーパイは、ノラが嫌いなパイなんだそうで、「ブルーベリーパイを好きでもないくせにそれを口実に通っている」感じを出したかったみたいなんですが、このエピソード知らないととても食べ方だけじゃそこまでわかりません。

まぁ、観てればエリザベスがカフェに通ってくる理由は感じることできるけれど。

いつもの監督だー!というのを確認して安心する映画でした。
冒険を期待した人は裏切られるかも。

95分というさくっと見られる素敵な長さの映画です

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2007/03/25

し、知らなかった。

エマの第二部が来月から放送開始とは!

あぁ、まだコミックも買っていないのに……


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2006/11/27

プラダを着た悪魔

久しぶりにハリウッドものを見ました。
嫌いじゃないけれど、ずっとご無沙汰してました。
「ブロークバックマウンテン」以来だもの。久しぶりすぎ?

ジャーナリスト志望のアンディが、ファッション雑誌の名物編集者のアシスタントとして日々奮闘するストーリー。
アンディが、「私、別に一生ここで働きたいわけじゃないしー」と思っているところがやや新しいかな。
たいていこういう話は、『憧れの仕事につけて、幸せ♪』な女のコが、恋に仕事に頑張っちゃうもの。

すっごいヒール(あれは自分で歩く人の靴じゃ絶対無い)履いて、
何がはいるんだか分らないくらいちっちゃいバッグ持って仕事に行く人々。
着たい服のために、食べるものも食べない人。

NY(行ったこと無いけど)って、きっと本気でああいう生活している人たちが沢山いる街なのでしょう。

そう、ファッションはやせ我慢と気合に満ちたものなのだ

印象に残ったのは、出だしミランダがアンディに聞かせるセルリアンブルーのセーターの話。
どんなに「服のことであれこれ悩むのって馬鹿らしい」と思っている人でも、裸でいるわけではないから、
ファッションマーケティングのピラミッドの中に組み込まれているわけか。


あーでも、「恋か仕事か」という永遠のテーマで、やっぱり恋っていうのがねー。
そろそろ「仕事」をとってくれるヒロインは出ないものか。
確かに、ファッション業界に行きたいわけじゃないのは重々わかったけれど、
「一年頑張ったら、どこでも雇ってもらえる」と頑張ってたのだから、一年頑張ればよかったのに…

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2006/05/21

間宮兄弟

同性のきょうだいがいないので、学生の頃は「ワタシの服、勝手に妹が着ていってケンカした」などと、とぼやいているクラスメートがうらやましかった。

間宮兄弟は、30代前半らしい。女っ気なしの仲良し同居生活。

こう書くとちょっといやだいぶキモイ。

だけど、この二人には育ちの良さからくるものなのかあのお母さん(駅にロールスロイスでお迎えに来た! 演じているのは中島みゆき)に育てられた影響なのかおっとりした感じがあって悲壮感もないし、
ふとんにきのこが生える、みたいな男所帯のきったなさもない。

絵本のなかにでてきそうな兄弟なんです。
お話は特に何の進展もなくすすみ、オチもなく終わってしまいます。
ナイター観戦しながら、スコアブックつけ勝てば紙ふぶき。
ポップコーン食べながらDVD鑑賞。

しかも、同じ部屋で寝てるし。

常盤貴子演じる、小学校の先生が面白いし、
天然だと思いきやあんがい小悪魔だったり……
同僚の先生との恋愛が上手くいってないので、間宮兄弟の方に来るのかなーと思ったらそんなに甘くなかったです。江戸川の土手のシーンで「そりゃないでしょ」と呟いてしまいました。

ちょっとわからなかったのは、間宮弟がぼったくりバーに引っかかるのですが、
なぜ急に夜外出してあんなところにひっかかってしまったのだろうかということ。

ロケに使っていた場所に土地勘がある私はそれだけでも楽しめました。

反省会、我が家でもやろうかと本気で思いました。


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2006/04/11

ブロークバックマウンテン

1963年の夏。ワイオミング州のブロークバック・マウンテンでイニス(ヒース・レジャー)は羊番の仕事を始める。たまたま一緒に組んで仕事をしていたジャック(ジェイク・ギレンホール)との間に友情が芽生えるが……。

実は先週の水曜日に観たのですが、色々あって今日になってしまいました。
香港で『断背山』という中文タイトルで上映中であったので、我が家ではこの映画『だんせやま』という映画のイメージぶち壊しの名前で呼んでます……日本昔話かと思いますよね、こんな呼び方じゃ。

自然も羊番の仕事も厳しい中、二人の関係の変化が、私には唐突に感じられました。
しかし、この映画にとっては「いかに二人が恋に落ちたか」は、あまり重要ではないことが後になってわかりました。夢のようなひと夏の後に続くのは、長い長い20年にも及ぶ二人の人生だから。

やがて、二人は別々の人生を歩むのですが……
二人にとってあの夏の日は、楽園のようなものではないかと思う。
今以上に秘密の関係だし、オトコはオトコらしくあるべきっていうのが常識の土地柄だし。

周囲に嘘をつくことで成り立つ二人の関係。何年かに一度のキャンプが二人の逢瀬。

あのブロークバックマウンテンの夏の日があるからこそ、人生を生きることができる。
そんな印象を受けました。

イニスが離婚したという知らせを受けて車を飛ばしてやってくるジャック。
しかし、離婚したからといって何かが変わるわけでなく、打ちひしがれたジャックは、メキシコへ。
(メキシコのシーンで「キサスキサスキサス」が使われていたのが、印象的)

ジャックを見ているとなせか「リバーランズスルーイット」でブラピが演じた弟を思い出してしまった。
気まぐれでありつつも寂しがりやで……

しかし、予告編サービスよすぎ。
核心をついたシーンが使われていたとは!!!!!

最近の泣ける映画ブームっていうのに否定的なワタシですが、あのシーンでは不覚にも涙がでそうになりましたよ。

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2006/03/05

ホテル ルワンダ

久しぶりにダンナと映画でも…という気になり、ダンナが選んだ一本。

とにかく重いです。

1994年というのは、実は私達が結婚した年でもあります。
人並みに楽しい新婚生活を送っていた私達と同じ世界に住んでいる人の中には、
こんなめにあっていた人たちが大勢いたということ。

劇中、ホアキンフェニックスが扮するジャーナリストが支配人に
「君達の惨状を見た後で、かわいそうねって言ってディナーと続けるんだ」と、
私達、テレビのこっち側にいる人たちのことを表現していましたが、まさにそのとおり。

どこか遠いアフリカの国の中で起きている出来事でしかなく、
かわいそうねって言ってチャンネルを変えてしまえば忘れてしまう。


賄賂が横行している世の中を「汚い」と言い切ってしまうのは簡単だけれど、
何かの時には面倒みてもらおうと、支配人は将軍や商人にそっと賄賂を渡す。
だけど、支配人はだれとも握手しない。
○○派というレッテルを貼られてしまうとイザという時命が危ないかもしれないからだ。

ホテルに逃げ込んできた人たちを誰一人欠けることなく守ろうとする支配人。
それは、難しい思想などでなく、もっと単純に「お客さんは守らなくては」というホテルマンとしての使命だったかもしれない。

それにしても…
同じ国の人たちが、昨日まで仲良くお隣さんだったのに殺しあうとは、なんと人間とはわからない生き物なんだろうか。

そして、それに使われたのが中国から輸入した青龍刀だったとは。
最初箱から転がりでた時、「あら見たことある刃物だわ」と思ったら、やはりそうだった。
しかも、地面にひきずって歩くという香港映画でおなじみの持ち方をしていたのが妙に印象的だった。


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2006/01/27

吹き替えですか?

『B型の彼氏』いよいよ明日からです。
韓国のコメディもなかなか面白いので期待していて、
今日は、風邪でゲホゲホやっているにもかかわらずroppiで前売り買いました。

ところが

えー?首都圏で字幕版って渋谷で初回だけ?


「イニD」の時もそうだったけれど、あれは原作が日本のマンガだし舞台が群馬だから、お客さんが、中華な俳優になじみがなく吹き替えの方が違和感なく見られると考えてのことなのだろうと勝手に解釈しました。
字幕を追えない年代の人にも楽しんでもらえる良さはあると思うけれど、
演じてる俳優さんのことを知っている人にとっては、

けっこうウザっ!

吹き替えの人だけが熱い演技してたりするとなー特にイヤ。


ところで『B型…』ですが、
ドンゴンのファンはやっぱり彼の声が聞きたいのじゃないかと思うけれど。

韓流ファンの人はご年配の人も多いから、そんな配慮なんでしょうか?
「字幕じゃわからないから、吹き替えにして!」なんて要望が配給会社に来たの?

せめて、観る方に選択の余地を残しておいて欲しかったです(涙)

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2006/01/19

小早川伸木の恋

『チェオクの剣』を録画にして、先週から観てます。
大泉洋が出ているということもあって、番宣まで観てしまいました。
(なにせ、ワタクシ道産子ハーフなものですからあの内地のタレントさんとは
ビミョーに違うノリが思いっきりツボなんです)

柴門ふみのマンガは、実はあんまり好きじゃないのですが、彼をみるのが目的なものですから。
カナさんて、随分若い女優さんが演じているけれどマンガでは伸木よりも年上だったですよね。
なにかからくりがあるのだろうか。

妙子さんが『趣味ダンナさま』って感じで可愛そうなくらいです。
医者という仕事を考えれば、休みの日でも急に呼び出されたり帰宅時間になっても帰ってこなかったり…というのは当たり前なのかもしれないけれど、
寂しかったり不安になったりしてしまうのはアリだと思います。
伸木も、ぎゃーぎゃー言われて押し黙らずに、ケンカでもすればまだお互い心が晴れるだろうになー。
一見やさしそうだけれど、ああいう態度って一番傷つくかもしれないです。


谷原章介さん、レオンライに似てませんか?

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2006/01/16

輪舞曲~ロンド~って……

初回2時間スペシャルということで、万難を排し(大げさな)TVの前に座りました。
だってサスペンスものって何気なく初回で出ていたモノや人が後で大きな意味を持っていたりしませんか?
そこを見逃してしまったら面白さの何分の一かは確実に損してしまいます。

さー始まったぞぉ、始まった!

まあどうしましょう、私このドラマを一度もうみてしまったような気がしてきましたよ。
革のジャケットに無精ヒゲ、警察学校中退。
屋上で密かに上司と会い、
ちょっとチャラけた弟分がいて……

ポケットに手を入れてなにやらやっているシーンでは、「モールス信号だったらどうしよう」と違う意味でハラハラ。

今現在、『潜入捜査官』といえば、このイメージなのでしょうかね。
私は、トニーレオン好きなのでショウを見ているとなんだかくすぐったい気持ちがするのですが。

こうなったらどれくらい似ているのかどこでオリジナリティを出してくるのか見届けなくては、というへんな使命感に
かられてしまいました。


石橋稜は最後は、ビルから降ってくるのだろうか?


素朴なギモン。
佐藤隆太が、竹野内豊に対して「オッパー」連発してたけれど、「ヒョン」じゃないの?
それともチェジウがそう呼んでたので、からかいの意味も込めて「オッパー」なの?

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2005/09/10

チャーリーとチョコレート工場

映画紹介番組でこの映画を観た途端、「これは観にいかなくちゃいかん!」と勝手に思い込み、鼻息荒く初日の第1回上映に行ってきました。

世界でたった5枚しかないウィリーウオンカのチョコレート工場を見学できるチケットを巡って世界中が大騒ぎ。
 
文字通り傾いた小さなおうちで家族7人貧しいけれど仲良く暮らしているチャーリー。
かつておじいちゃんがそこに勤めていた話をきいて工場見学を夢見ています。
でも、もう1人のおじいちゃんに「あんなものは、チョコレートを買占めできる金持ちしか当たらない」と言われて、しょんぼり。チャーリーは板チョコ1枚買うお金も持っていないのです。
工場見学の前日、ひょんなことからそのチケットがあたり、幸運な5人の1人となります。

家族会議で行くことになったおじいちゃんと一緒に工場の前に。もちろん他の当選者も一緒です。
かなりブラックなスモールワールドのお人形の歓迎の後、これまた相当風変わりなウイリーウォンカが出迎えてくれます。

おじいちゃんが工場をやめた後、ここで働いている人をみたことがなく、誰もここから出てくることもない不思議な工場の中はどんな?

工場の中、サイコー!!!!!こんな風に作っているお菓子は絶対美味しいに決まってます。

ウンパルンパの歌って踊るシーンも面白かったし、本当のチョコレートの滝も凄かった。

途中から毒気がへって親子の和解のお話になるのには、またびっくり。
ぐずぐず言ってるウィリーにチャーリーが意見するところなんて大人とコドモの立場が逆転していて面白かったです。奇抜なおかっぱ頭のジョニーデップは妙にはまっているのもよかった。

他の当選者たちのサイアクサイテーぶりが、今の社会をあらわしているような気がしてます。
とにかく欲のために何も考えずに消費することや、
競争社会だといって負けるのはダメとか、
自分はなにもせず誰かにやらせてばかりとか、
数字ばかり追求することとか…

中身が子供のまんまのウィリーが、彼らをこてんぱにするところがちょっと気持ちよかったなぁ。

ジョニーデップってホント引き出しがいっぱいもっている役者さんだと思います。
ちょっとヘビーなのもいいけどこういう役もやめないで欲しいと思った一本でした。
そしてチョコレート好きにはたまらない映画。
私、帰りにチョコレート買ってしまいました。

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2005/06/12

HEROとLOVERS

夜、WOWWOWで、HEROとLOVERSの二本立てを放送。

HEROは、香港でも日本でも劇場で見たしDVDも買ったし、写真集などの関連本も買ったという、
かなりのめりこんで見た作品。

反対にLOVERSは、香港で1回観たきり。
結局日本では見そびれてしまい、今に至ってます。

こんなおいしい二本立てはないぞと、夕飯の支度そっちのけで見てしまいました。

さすが、HEROは見すぎてしまった感は否めませんでした。
次の展開が、もうぜーんぶわかってしまうくらい見てしまったのだから仕方がありません。
残剣さんのお習字が、本人の筆の運びと出来上がりの字が明らかに違うところなど突っ込みながら見てしまいました。すまん、トニー。

しかし、LOVERSちょっと驚きました。
香港では当然ながら、英語と中文の字幕を脳内変換しながらみるわけです。だから、本人たちの言い回し云々より自分の頭の中で組み立てたキャラクターが、喋っていました。

字幕が格調高い。

全国指名手配状態になった金(金城武、なんつーネーミング)が、ラウ(こっちもなんと簡単な)に、どうしたらいいか尋ねるシーンでは、
たしか香港では、「もし、お前が討たれても、仇はオレがとってやる」と、ラウさんに答えられるセリフがあって、ちょっとウケタのですが、
なんか違うセリフになってたような。

英語字幕を基に字幕を作ると、たまに違う感じになっていることがあるからそれかしらん。

最後の決闘シーンも、香港ではお客さん皆「ありえねー」って感じで突っ込みながら大笑いシーンであったのが、
切ないシーンに見えた。

香港ではお笑い映画に思えたものが、日本で観ると文字通り「恋人たちの映画」になっていて、それを素直に受け入れている自分がいて驚きました。

でも、最初の娼館での踊りのシーン。
ラウさんが最後にマメをぶちまけるのですが、明らかにマメ、増えてます。


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2005/03/30

アビエイター

珍しく水曜日がお休みだったので、シネコンに映画をみに行きました。

いや~住宅街に近いスーパーの中のシネコン、
お子様満載です。
チケ売り場は長蛇の列で、普段なら間にあうはずの時間が買えずに2回目上映分を買うことになりました。


わたしゃ、
また配給会社にまんまと騙されました。

CMで印象に残るのは、ケイトブランシェット演じるキャサリンヘップバーンと夜のロスを飛行するシーンです。
あれ見て勝手に
「あぁ、映画界の野望とロマンス満載の映画なのね」
と思って行ってしまったのです。

そんな大間違いで行ったから190分が長いこと。
もう途中で寝ちゃってもいいや、と自分に言い聞かせた位です。
しかし、結局は寝ずに190分見届けました。

そうこれは、タイトルどおり

飛行機屋の話でした。

アメリカ人にとってはハワードヒューズは誰もが知っている人なのでしょう。
恐ろしいほどの潔癖症(というか不潔恐怖症)など、
彼の人となりと知るには重要と思えるエピソードもさらりと描かれ、
ちょっとおいていかれた気分になりました。

でもさー、
あんなやりかたしてまで、TWAを買収しようとしたパンナムが、今はもうないというのは
皮肉な話だな。

一方ヒューズは死んだ時、莫大な遺産を残していたそうです。
あんなに飛行機開発に大金をつぎ込んでいたのに、
他の会社でちゃんと儲けていたとは驚きです。

引き抜いた人達が、文字通り3倍働いた結果のなのでしょう。


ディカプリオは、童顔で随分損をしていると思った映画でした。

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2005/03/03

オペラ座の怪人

本当は、『Ray』を観ようと思ってましたが、
いつも行くシネコン、今日は最終回しか上映がなくて残念。

午前中に始まる映画で一番観たかった『オペラ座の怪人』にしました。

う~~~~ん。うっとり。
冒頭の、舞台の幕が開き劇場や楽屋、裏方さんたちの姿を追っていくシーンで既に引き込まれてました。
ミニードライバーが演じる「終わっちゃったプリマドンナ」に対して、
クリスティーナのなんと初々しいこと!

でもこの純真な感じがファントムを惑わしちゃうのよ。
ファントムを「死んだパパが遣わしてくれた音楽の天使」って思い込んでることが。
初恋の人ラウルに、「愛している」と言いながら、
ファントムにふらふらと引き寄せられる彼女を見ていると、
「罪な女ね~」

オペラ座が舞台なので、主役級の人はもちろんその他大勢のダンサーや歌手たちもすばらしかった!

特に、マスカレードのシーン。

四季のオペラ座の怪人は見たこと無いんですが、
劇場炎上シーンやクライマックスのシャンデリア落下シーンは舞台ではどう表現しているのか、
逆に興味がわきました。

で─、今は、♪た~んたたたたた~ん♪と頭で流れ続けてます。


おひな祭りでしたね。
我が家は桃のお花を飾って、
ちらし寿司に、はまぐりのお汁にしました。
ロゼのスパークリングワインも用意して。

最近あまり季節の行事をちゃんとやってなかったので、
久しぶりにやってみました。


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2005/01/19

ありえね~

やっと、観てきました「カンフーハッスル」。
初回観るつもりで行ったのに、開始時間を10時15分からを10時半と覚えていて大失敗。
2回目の12時半までに買い物して一旦家に置きに帰りました。

住んでいるのは、埼玉県。
観にいったのは、東京都……。

この映画ほど自分の表現力のなさを感じさせてくれるものはありません。

だって、「ありえね~けど、面白かった!!!!!」としか言えないんですもん。

斧頭組の皆さんが斧持って踊るシーンなんか、最高におかしい。

私、シンチーの映画はあまり観ませんが、
へんなところはリアルだったりして「ここは彼がこだわったところなのかしら?」と思う部分がかなりありました。
奇華餅家があるのが、私は可笑しかったけど。

上機嫌で帰宅したら、香港から留守電。
アジアマイルのことらしかったけれど、流暢な英語だったのと間違って消しちゃったのでいまだ内容は不明。
フリーダイヤルにもかけましたが、(期限延長のことなのは聞き取れた)
ユンソナに声の似ているお姉さんには「どうして電話したのかわからない」と言われてしまった。

ANAマイルは、
気が付いたら申請期間が過ぎ、結局6464マイルも損してしまった。
初回のマイルがつかないなんて。
申し込み書書いてあげた母のは、ちゃんとついてたのにさ。

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2005/01/02

五線譜のラブレター

正月そうそう、独り暮らしでもないのに1人で観てきました、日比谷シャンテ。

実在の作曲家コールポーターの一生を描いた、伝記的映画。
単なる感動ものでなくポーターの一生を振り返るミュージカル仕立てになっていて、
ミュージカル映画としても楽しめる贅沢な1本。

衣装は、実際の彼らがファッションリーダー的存在であったそうで、
アシュレージャドやケビンクラインのものはアルマーニが担当し、
タイトなシルエットのスーツ、胸に差した花、ヴァンクリのアクセサリー、
歩くたびに体に沿って流れる薄いワンピース……
お金がかかってるのがパンフを観ずとも画面から伝わってきます。

彼のこと全然知りませんでしたが、劇中で使われている彼の曲が
「あ!この曲知ってる」な曲だったのです。
特にミュージカル好きでもない私でも「夜も昼も」とか「エニシングゴーズ」って、彼の曲だったんだ!って。
それだけ、彼の音楽が世の中に受け入れられているということでしょう。
歌のシーンでは、当時の歌手に扮したエルビスコステロやシェリルクロウが、
ポーターのナンバーを歌う贅沢さ。
ケビンクライン自身が、びっくりするほどピアノと歌が上手い。
これにはびっくり。

そして、彼のヨメがフィービーケイツということにもっとびっくり。

『愛』って、ほんとうにいろんな形があるものだと思いました。
リンダが愛していたのが彼の才能だけだったら、
あそこまで彼をわかってあげられなかったと思います。
彼の危機には、どこにいても駆けつけ手を差し伸べてあげる姿に、
『愛』を感じました。
夫が同性愛者であることに、平然としていられる妻はいないと思います。
たぶん、リンダも画面に映っていない部分では、色々な葛藤があったはず。
けれども彼女が最期まで彼から離れることなく人生を歩んだのは、
彼が書いた愛の歌詞は、全て妻に宛てたものだったからなのかも。

誰にもまねできない、彼しかできない愛し方で、
リンダを愛していることを彼女もよくわかっていたのかもしれません。

本当は、1人じゃなく、
2人で観てあれこれ語りたかった映画でした。


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